米Max 製作のドラマ版『ハリー・ポッター』が、物語を彩る “家族と友人” の顔ぶれを一気に公開した。
今回発表されたのはマルフォイ家、ダーズリー家、そしてモリー・ウィーズリーやコーネリウス・ファッジなどを含む計9名。
映画版で強烈な印象を残した面々を、英国演劇界の実力派と若手がどう再解釈するのか早くも注目だ。
ドラコ・マルフォイ役に抜擢されたのは新人ロックス・プラット。
父ルシウス役は映画『EMMA エマ』や『リプリー』で知られるジョニー・フリン。
ウィーズリー家の要、モリー・ウィーズリーにはBAFTA受賞歴を持つキャサリン・パーキンソンが選ばれた。
ハリーを預かるダーズリー夫妻は、父バーノンをBAFTA受賞歴を持つダニエル・リグビー、母ペチュニアを『ザ・モーニングショー』のベル・ポーリーが演じる。
グリフィンドール寮のシェーマス・フィネガンを演じるのはレオ・アーリー。
原作では度々仲の良さが垣間見えるパーバティ・パチルとラベンダー・ブラウンには、アレッシア・レオーニとシエナ・ムーサーが起用された。
そして魔法省のトップ、コーネリウス・ファッジはトニー賞俳優バーティ・カーヴェルが演じる。
注目したいのは、すでにパーバティ・パチルやラベンダー・ブラウンなどのキャラクターのキャストが決まっているところだろう。
映画では尺の都合上ハリーたちの同級生の多くは出番が少なかったが、原作では仲良しの子の2人組が既にキャスティングされているとなるとドラマではよりハリーたちの学生生活も描かれるのかもしれない。
もう一つ気になるのが現時点でルシウス・マルフォイのキャストが発表されていることである。
原作では2作目『ハリーポッターと賢者の石』で初登場するドラコの父親だが既にキャストが発表されているということはドラマでは1作目から登場するのだろうか?
物語のメインとなる主要3キャストやホグワーツの教職員を演じる俳優はすでに発表されており、着々とドラマを彩るキャストが明かされてきている。
映画版では描かれなかった物語が長尺ドラマでどこまで深掘りされるのか。
映画以上に多くのキャラクターが登場することで原作に忠実なより詳細な物語になることが期待される。