デッドプール&ウルヴァリン、Disney+で驚異的な視聴回数を記録
『デッドプール&ウルヴァリン』はDisney+での配信開始後、驚異的な視聴回数を記録したと報じられている。
2024年11月12日から配信開始後6日間で、世界中で1940万回の視聴回数を獲得した。
これは、2023年初頭の「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」以来、Disney+およびHuluにおける実写映画の中で最も高い視聴回数である。
比較として、アニメーション映画「インサイド・ヘッド2」はDisney+での配信開始後5日間で3050万回の視聴回数を記録したと、9月にDisneyが報告している。
「デッドプール&ウルヴァリン」は2024年7月に劇場公開され、ライアン・レイノルズ演じるデッドプールがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に初参戦した作品である。
また、2017年の「LOGAN/ローガン」でウルヴァリン役を引退したヒュー・ジャックマンが同役を再演したことでも話題となった。
本作では、デッドプールがTVAによって自身の宇宙が消滅させられることを知り、別のタイムラインのウルヴァリンと協力して宇宙を救う物語が展開される。
「デッドプール&ウルヴァリン」は興行収入でも大成功を収め、制作費2億ドルに対し、全世界で13億ドル以上の興行収入を記録した。
MCUにおけるデッドプール&ウルヴァリンの成功要因分析
「デッドプール&ウルヴァリン」のDisney+での驚異的な視聴回数は、劇場公開時の興行収入と同様に『デッドプール』がこれまで培ってきた人気とMCUにおけるマルチバースという概念、そして過去の作品への郷愁を刺激する演出が大きく貢献したと考えられる。
特に、過去のマーベル映画で人気を博したキャラクターたちが再登場したことは、長年のファンにとって大きな魅力となったであろう。
ヒュー・ジャックマンのウルヴァリン再演は、多くのファンが待ち望んでいたことであり、それが視聴回数の増加に繋がったことは想像に難くない。
また、デッドプールという人気キャラクターとウルヴァリンの共演という組み合わせ自体が、多くの視聴者を引き付けた要因の一つであると言える。
制作費2億ドルに対し13億ドルの興行収入という数字は、この作品への期待の高さを物語っている。
加えて、Disney+での配信開始により、劇場公開を見逃した層や、既に劇場で鑑賞したファンが再び視聴する機会が生まれたことも、視聴回数の増加に寄与したと考えられる。