こんにちは!ディズニーシーのアラビアンコーストが大好きな筆者です!
この記事では、2019年に公開された実写版アラジンのキャスト情報や、隠された小ネタなどの情報をお届けします!
それでは、早速まいりましょう!
アラジンについて
本作は、1992年に公開されたディズニーのアニメーション映画【Aladdin(アラジン)】の実写版として2019年に公開されました。
イスラム世界の説話集の「千夜一夜物語」がアラジンの原作として知られています。
しかし、アニメーション映画の【アラジン】は1940年の映画【The Thief Of Bagdad】から着想を得たと言われています。
その後、1992年のアラジンを実写キャストでリメイクした作品が本作です。
実写版のアラジンは今後、続編の制作も計画されています!
実写版アラジンのキャスト
監督
本作はGuy Ritchie(ガイ・リッチー)監督によって制作されました。
ガイ・リッチー監督の代表作としては、2009年に公開されたロバート・ダウニー・Jrとジュード・ロウ主演の映画【シャーロック・ホームズ】や、2015年に公開された映画【コードネーム U.N.C.L.E.】などがあります。
アラジン
主演のアラジンを演じたのはMena Massoud(メナ・マスード)です。
これまで、トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアンやOpen Heartなどに出演してきたメナ・マスードは、アラジンで遂に主演に抜擢されました。
以前のインタビューで、
「中東系の俳優は、テロリストのような役が多い」
と語っており、アラジンで主演を務めた後もなかなか次の役が見つかりませんでした。
しかし、2021年の1月にNetflixで公開予定の映画【The Royal Treatment】で主演を務めることが発表されました!
ジャスミン
プリンセスのジャスミンを演じたのは、Naomi Scott(ナオミ・スコット)です。
彼女は2011年にディズニーチャンネルで公開された映画Lemonade Mouth(レモネード・マウス)に出演、ディズニーチャンネルUKで公開されたコメディの「Life Bites」ではメインキャラクターを演じました。
そのためアラジンへの出演は3作目のディズニー作品になりました。
その他にも、2017年公開の【パワーレンジャー】や、2019年公開の【チャーリーズエンジェル】など、人気作品に多数出演している女優さんです!
ジーニー
ランプの魔人のジーニーを演じたのはWill Smith(ウィル・スミス)です。
ペンシルベニア州フィラデルフィア出身の彼は、もともとラッパーとしてデビューしました。
なんとグラミー賞を複数回受賞するほどの実力の持ち主でもあります!
映画【バッド・ボーイズ】シリーズや、【メン・イン・ブラック】シリーズ、最近では【スーサイド・スクワッド】や【ジェミニマン】など、たくさんの作品に出演しています。
ジャファー
アグラバーの国務大臣で本作の悪役のジャファーを演じたのは、Marwan Kenzari(マーワン・ケンザリ)さんです。
彼はオランダ出身の俳優です。
オランダを拠点に活躍していた彼はオランダの映画賞であるGolden Calfを受賞しています。
その後、【アラジン】や、Netflixの映画【オールド・ガード】にも出演しています。
さらに2022年にはドウェイン・ジョンソン主演の映画【ブラックアダム】にも出演が決まっています。
実写版アラジンの変更点
基本的なストーリーは1992年のアラジンと変わりませんが、実写版のアラジンはいくつかの変更点があります。
アラジンの服装
まず初めの変更点は、アラジンの服装です。
1992年のアラジンではアラジンの服装は、はだかにベストを羽織っていましたが、実写版ではシャツを着ることになりました。
理由としては、実写版で終始はだかだとそっちに気が散って作品に集中できないと考えたからだそうです。
確かに納得ができると思います。
しかし、別の理由があるかもしれません。
実は、1992年のアラジンは多くの偏見を含んでいたため批判が相次ぎました。
その1つとして、上記の裸にベストは着ないといった指摘でした。
そして、もう一つの指摘として、靴を履いていないというものもありました。
アラジンは貧しい青年でしたが、実際は貧しい人でも靴は履くというものです。
実写版では、裸足ではなく靴を履いていることを考えると、アニメーション版の批判的な要素を変更したように感じます。
ジャスミンの侍女ダリア
実写版アラジンの大きな変更点と言えば、ジャスミンの侍女のダリアです。
ダリアはジャスミンと共に育ってきた親友でもあります。
本作でダリアが追加された理由としては、女性の強さを作品に持たせる目的があったようです。
ジャスミン役のナオミ・スコットさんは、
「ダリアは、アラジンのベースとなる男性に助けてもらわなければ自由になれないという考えを覆した」
と語っています。
そんなダリアを演じたのは、Nasim Pedrad(ナシム・ペドラド)さんです。
イランのテヘラン出身のナシムさんはドラマや映画の多数出演してきました。
アラジンでダリアを演じたことで今後の活躍が期待されます!
アラビアンナイトの歌詞
アラジンにはたくさんの劇中歌が登場するのですが、実写版とアニメーション版では歌詞が違う歌があるのです。
1つ目は冒頭でアニメーションでは行商人、実写版ではウィル・スミス演じる船乗りが歌うアラビアンナイトです。
この曲には、
「It’s barbaric, but hey, it’s home.」
という歌詞が登場します。日本語版では、「それがおいらの故郷」
となっているのですが、正しい訳を付けると
「野蛮だけど、それが故郷」
という意味になります。この歌詞は偏見であると非難を浴び実写版では
「It’s chaotic, but hey, it’s home.」
つまり、「混沌としてるけど、それが故郷」という意味に変更されています。
アリ王子のお通りの歌詞
アニメーション版のアラジンでは、アリ王子のお通りの歌詞で
「Brush up your Sunday salaam」
という歌詞があります。しかし実写版では、
「Brush up your Friday salaam」
に変更されています。理由としては、アニメーション版のSunday(日曜日)はキリスト教の祝日であり、イスラム教の祝日はFriday(金曜日)のため、文化を統一させるために変更されました。
実写版アラジンの小ネタ
魔法の洞窟の声
物語でアラジンが入る虎の顔をしたCave of Wonders(魔法の洞窟)があります。
実は、この声を担当しているFrank Welker(フランク・ウェルカー)さんは1992年のアラジンでも同じ役を演じました。
更に、サルのアブー、虎のラジャーの声もアニメーション版と実写版の両方で出演しています。
ウィル・スミスが劇中歌のフレンドライクミーで参考にした作品
ウィル・スミスと言えば、先ほど紹介した通りラッパーとしても活動しています。
実は、劇中歌のフレンドライクミーでは自身の作品で参考にしたものがあるようです。
それが、The Fresh Prince of Bel-Airという作品です。
この作品は、1990年から、1996年まで放送されたウィル・スミス主演のシットコムです。この作品で彼はウィル・スミスとして出演しています。
その作品で自身が歌う主題歌The Fresh Prince of Bel-Airをフレンドライクミーでは参考にしたそうです。
確かに実写版のフレンドライクミーはラップ調になっていますが、曲のテイストがThe Fresh Prince of Bel-Airと似ている気がします!
さいごに
いかがだったでしょうか?
29年の月日を経て実写化されたアラジンは観て楽しい、聴いて楽しい映画です!!
続編の公開も計画されているので楽しみです!
ここまで、YouTubeでアラビアンコーストのBGMを聴きながら書いていたら凄い時間が経ってしまいました笑
これも、ディズニーマジックですね!
それでは、また別の記事でお会いしましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!!