現在ラスベガスで開催中のCinemaConで公開予定の映画『クレイヴン・ザ・ハンター』のプレゼンテーションが行われた。
その中で『クレイヴン・ザ・ハンター』がソニーのマーベル作品初のR指定になることが判明した。
これまでのマーベル作品では『デッドプール』シリーズや『LOGAN/ローガン』のようなR指定作品は前にもあったが、どちらもソニーから出ていない。
『クレイヴン・ザ・ハンター』はスパイダーマンのスピンオフとして制作されるが、この作品はソニーの【SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)】に属する。
2021年に発表されたこの新名称に属する作品は『ヴェノム』シリーズや『モービウス』など、ダークなヴィランを描くことが多かったが、どちらもR指定ではない。
初のR指定映画が今後のSSUに与える影響は大きいだろう。
もし『クレイヴン・ザ・ハンター』が成功を収めるとすれば、続く2024年公開予定の『エル・ムエルト』や『ヴェノム3』なども、より表現の幅が増えるだろう。
本作で主人公の「クレイヴン」を演じるのは『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』や『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』でクイックシルバーを演じたアーロン・テイラー=ジョンソンだ。
ブードゥー教の司祭の「カリプソ」を演じるのは『ウエスト・サイド・ストーリー』のアリアナ・デボース、クレイヴンの異母兄弟である「カメレオン」を演じるのはフレッド・ヘッキンジャー、ヴィランの「ザ・フォーリナー」にクリストファー・アボットが決定している。
他にも、ラッセル・クロウ、リーヴァイ・ミラーの出演も決定している。
『クレイヴン・ザ・ハンター』は2023年10月6日にアメリカで公開される予定だ。