セバスチャン・スタン、ドナルド・トランプの役作りに奮闘
セバスチャン・スタンは、ドナルド・トランプの見た目に似ていないことに悩んでいたという。
スタンは彼が出演したインタビューで次のように語った。
「誰もが『あなたは彼に似ていない』と言っていました。トランプの映像を沢山見た後、より少ない要素で表現しようと考えた。しかし、正しいヘアメイクチームを見つける必要があった」
映画制作が始まると、最初の特殊メイクのテストでは全く彼に見えなかったため、心配したが、『Pam & Tommy』でタミー・リーを演じた際に手伝ってくれたチームと協力して、バランスを見つけることができた。
スタンがドナルド・トランプを演じるアリ・アッバシ監督の『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』は、トランプが前妻イヴァナを性的に攻撃する場面が物議を醸しているという。
スタンは暴力的なシーンについて「演じる前に自分の感情を見つめ、ストーリーに貢献しないものは無視する必要がある」と述べた。
彼は脚本を読んだ際、キャラクターの名前を削除し、物語の本質に気づいたと話す。
「最初は特定の夢やアイデアを持っていた人物が、やがて変わってしまった。
その変化が物語の核であり、権力の欲望が他の全てを凌駕したことを示している。」
スタンはまた、ロイ・コーン役のジェレミー・ストロングについて
「彼は役にとても忠実で、彼の情熱を尊敬している」と語った。
『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』は2025年1月17日に日本で公開が予定されている。