マテル社がバービーに続く新作実写映画『View-Master』を制作中

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マテルの実写映画『View-Master』に期待

玩具メーカーであるマテル社が、1939年から親しまれている立体画像デバイス「View-Master(ビューマスター)」の実写映画を制作中である。
この映画は、ソニー・ピクチャーズとエスケープ・アーティスツとの共同開発となっている。
マテル社のプレスリリースによると、「View-Master」は世代を超えて人気のある子供時代の定番であり、3Dイメージリールを通じて世界中のファンに想像力とストーリーテリングの世界を提供してきた。

マテル・フィルムズの社長であるロビー・ブレナーは
「View-Masterは世代を超えて冒険に誘ってきた。この映画は、その無限のストーリーテリングの可能性を提供する」
と述べている。

View-Masterという玩具は1939年に誕生し、円盤状の写真フィルムを挿入してのぞき込むことで立太子で写真を鑑賞することが出来る。

この映画化については、ソニー・ピクチャーズ・エンターテインメントとエスケープ・アーティスツのトッド・ブラック氏との協力が発表されており、彼らの創造力と映画製作の専門知識が、愛される玩具を現代の観客に紹介する機会を提供している。
トッド・ブラック氏によると、「View-Masterは子供や大人を問わず、世界の不思議を覗き見るための窓であり、想像力をかき立ててきた。
この映画ではその遺産を尊重しつつ、現代の観客のための完全に新しい冒険を創るチャンスがある」と述べている。
マテル社は他にも玩具の実写映画化を検討しており、同社の最初の劇場公開映画は、ワーナー・ブラザース配給のグレタ・ガーウィグ監督によるアカデミー賞受賞作『バービー』であり、世界興行収入は14億ドルに達した。

他にもジョン・シナが主演を務める『Matchbox(原題)』も制作が発表されている。

 

『View-Master』映画化がもたらす新たな可能性

『View-Master』の実写化は、ただ単なる昔懐かしい玩具のリメイクに留まらない可能性を秘めている。
過去の成功を基にしたストーリーテリングではなく、技術の進歩とともに豊かな視覚的体験を生かす現代のメディア解釈を求められるからだ。
特に、VRやARなどの最新技術を取り入れることにより、観客に幅広い体験を提供することができるだろう。
こうした技術的な挑戦が、新世代の『View-Master』としての価値を再定義し、ファンタジーだけでなく教育的なコンテンツとしても活用できるプラットフォームに成長する可能性を秘めている。
この映画化が成功するためには、昔の記憶と最新のテクノロジーを組み合わせ、観客を新たな感動の旅へと誘うストーリーづくりが求められるであろう。