【アントマン&ワスプ:クアントマニア】ネタバレ感想_量子世界で繰り広げられる征服者カーンとの戦い

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アントマン&ワスプ:クアントマニアのアイキャッチ画像 レビュー

【アントマン】第3作目となる本作は量子世界を征服している『征服者カーン』との戦いを描いた作品です。
カーンはドラマ【ロキ】で初登場したキャラクターでその設定は少々複雑です(笑)
簡単に言えば、時間軸で異常行動をした変異体が沢山いるキャラクターです。
そんなカーンの1人と量子世界で戦いを繰り広げたのが本作です!
ということで今回は【アントマン&ワスプ:クアントマニア】のネタバレ感想・考察をお届けします!

【アントマン&ワスプ:クアントマニア】概要

【原題】
Ant-Man and the Wasp: Quantumania
【日本公開】
2023年2月17日
【監督】
ペイトン・リード
【キャスト】
ポール・ラッド、エヴァンジェン・リリー、マイケル・ダグラス、ミシェル・ファイファー、ジョナサン・メジャース、キャスリン・ニュートン、ビル・マーレイ、ケイティ・M・オブライアン、ウィリアム・ジャクソン・ハーパー、デヴィッド・ダストマルチャン
新たな「アベンジャーズ」へ続く物語が、ついに始動。最小&最強のアベンジャーズ、アントマンは、<量子世界>に導く装置を生み出した娘キャシー達とともに、 ミクロより小さな世界へ引きずり込まれてしまう。そこで待ち受けていたのは、過去、現在、未来すべての時を操る能力を持つ、 マーベル史上最凶の敵、征服者カーン。彼がこの世界から解き放たれたら、全人類に恐るべき危機が迫る…。 アベンジャーズで最も”普通すぎる男”アントマンが、マーベル史上最大の脅威に挑むアクション超大作。
ここから先は【アントマン&ワスプ:クアントマニア】のネタバレを含みます。
 

【アントマン&ワスプ:クアントマニア】ネタバレ感想

前2作とは違った雰囲気

街を歩くスコット

まず本作は前2作とは結構違った作品になっていました。
前2作に共通していることと言えば、終始みられるコメディシーンでしょう。
もちろん本作でも時々ギャグが見られましたが、大部分が戦闘シーンで占められている特性上少なく感じました。
理由の1つにはギャグを担当していたスコットの仲間の3人組が不在ということが考えられます。
過去作では話をややこしくするルイスやカートとデイヴの3人組が生み出す絶妙なコメディ空間がありましたが本作は不在のため、コメディを生み出すキャラクターが少なくなっていたというのも理由です。

ちなみに、3人組の1人のカートを演じている『デヴィッド・ダストマルチャン』は量子世界の住人でゼリーのような体の『ヴェヴ』を演じていました!
本作のエンドロールでダストマルチャンの名前を見た時に「どこに出てたんだ?」と思っていましたが、別のキャラクターとして登場していたのは予想外でした(笑)

コメディと言っていいのか、本作で笑えたのはスコットです。
元囚人からいまやスーパーヒーローになったスコットはエンドゲームを経て今や有名人になっていましたね。
コーヒーのサービスを受けたり、自伝の出版までしていました(笑)
ドラマ【ミズ・マーベル】ではスコットがポッドキャストを配信していることまで明かされており、スコットの行動力には感服です(笑)
かつて自分を解雇したサーティーワンにも出向き握手を交わしていました(笑)
これはノーウェイホームでピーターが学校にショーケースを作られていたことに似ていますね!
一般人からヒーローになると前の職場や学校に影響が出るのはありそうです!

しかし目立ったギャグはそのくらいだったようにも感じます。
他にもスコットが大量発生した時にサーティーワンの制服を着たスコットが出てきたり、モードックになったダレンとのやり取りなど笑えるシーンはあったものの、前2作に比べると圧倒的にコメディーシーンが少なくなっていました。
これは、これまでの【アントマン】シリーズを期待して観賞した人には少し物足りないのかなと思いました。

こうなった理由は危機に陥る場面が多かったからでしょう。

終始危機に直面している

スコットとキャシーとホープ

私は本作があっという間に感じました。
これまでのMCU作品も面白く、時間が過ぎるのは早かったのですが今回は特に早かったです。
それは危機に陥る場面が多かったことが理由でしょう。
読者の中には本作の戦闘シーンの多さに気が付いた人もいるでしょう。
それくらい本作は常に戦っていた印象です。

スコットの街ブラから始まった本作は、キャシーの発明によって量子世界に飛ばされて反乱軍に出会い、カーンの兵士に追われて戦い、捕まった後にエンジンのコアを手に入れてからまた戦い、帰還前に最後にカーンと戦うというように、とにかく戦い続けていた印象です。
戦闘シーンは反乱軍を交えた大規模な戦闘や、巨大なアリの大群など、凝られていて興奮しましたが戦闘シーンは悪魔で戦闘であり、作品を盛り上げますが話を深掘りする効果はあまりないことが多いです。
特に本作は量子世界という特性上、スコットたちはおろか観客も分かっていないことが多いです。
量子世界で何かがあったジャネットがガイドとなって、その世界や社会を説明することで観客に世界観を理解させることができ、作品に深みや理解度を深めることが与えることができると思います。
しかし、本作でそれが行われませんでした。
これについては後の章でもっと深掘りしたいと思います。

そんな戦闘シーンが多かった本作ですが、戦闘シーンは深く練らないと話を深掘りすることができない一方、興奮は無条件に与えることができます(笑)
本作でも能力を活かした戦闘シーンが多くみられました。
例えばアントマンの能力です。
まず、本作でもジャイアントマンになっていました!
ミクロ単位のジャイアントマンなので、実世界からすると凄く小さいですが量子世界では十分大きいです!
量子世界にいるとサイズ感覚がおかしくなりそうです(笑)
そういえば、アントマンとワスプは量子世界に落ちていくときに小さくなるボタンを複数回押していた気がします。
サイズ調整がもっと細かくできるようになったのでしょうか?
スーツも胸に付けるタイプに変更されており、より便利になっていました!
これはナノテクを使っているのでしょうか?
もしそうだとしたら、ピムとスタークのテクノロジーの融合ですね(笑)

スーツといえばキャシーもスーツを着ていました!
ハンクがいたとはいえ、量子世界に信号を送れるキャシーの頭脳にも驚きました。
そんなキャシーのスーツは紫色になっており、形はアントマンのスーツと似ています。
とはいってもキャシーは戦闘経験がない初心者です。
パンチを繰り出そうにも窓にぶつかる虫のようになっていました(笑)
スコットもキャシーにコツを教えていましたね(笑)
そんなスコットも最初は鍵穴を通り抜けるところからスタートしたと考えるとずいぶん成長しましたね。
教えを基に能力を開花するのは王道でありながらワクワクするシーンですね。
最近はMCUの世代交代が頻繁に描かれており、今後はキャシーが新アントマンとして活動することになるのでしょうか?

このように戦闘シーンはワクワクしますし、観ていて楽しいですがそれで終わると後から振り返ったときに何か物足りないと感じてしまうのが少し残念なところです。

 

経験には経験を

ビームを撃つカーン

本作で上手いなと思ったのが、カーンの倒し方です。
正確にはカーンに致命傷を与えた方法といったほうが良いかもしれません。
カーンは作中でアベンジャーズを倒したことも示唆していました。
さらに、殺した人数も覚えておらずアントマンのこともうろ覚えでした。
そんな膨大な経験があるカーンに致命傷を与えた手段はなんとアリでした(笑)

このアリもただのアリではなく、ハンクが知能を強化する実験中でした。
このアリはスコットたちが量子世界に吸い込まれた時に一緒に吸い込まれていました。
しかし飛ばされた場所が変わっており、1日で1000年を過ごしていたようです(笑)
その後、ハンクに何とか連絡を取り合流しました。
スコットたちが量子世界でどれくらい過ごしたか定かではありませんが、少なくとも1000年は過ごしている場合、相当な知力を持ったこと考えられます。
その知力はカーンに致命傷を与える程に…。

ここが面白いなと思ったのですが、膨大な経験があるカーンに致命傷を与えたのは膨大な年月を過ごしたアリなんですよね(笑)
アントマンやワスプでもできなかったことをやってのけました。
その理由はやはり経験の差でしょう。
カーンもアリも相当な経験を積んでいるんですよね。
これは一見、カーンがアリに負けたと言えますが、言い換えると1000年以上生きたアリじゃないと倒せなかったとも言えます。
これはアントマンやワスプが苦戦していたことからも分かりますね。
安易にアントマンを勝たせずに理解できる勝ち方をしていたのは良かったです。
実際、最後はスーツが壊れたカーンとアントマンの一騎打ちという、ある意味人間同士の戦いにすることで圧倒的な戦闘力の差を縮めていたのも良かったです。

しかし、その一騎打ちで結果的にカーンの脅威の説得力が弱くなってしまったも否めないです。

カーンは本当に強いの?

征服者カーン

前章で述べたアントマンとカーンの一騎打ちは2人の決着を描く面では良かったと思いますが、カーンの脅威の説得力が弱くなってしまいます。
今回登場した『征服者カーン』は自称「アベンジャーズを倒した最強の男」です。
実際にカーンの過去を見てないので何とも言えませんがアントマンとワスプ、革命軍に与えた力から納得できます。
しかしスーツを失ったカーンはスコットこそ圧倒していましたが、ワスプに撃たれてすぐに倒されてしまいました。
これはカーンが所詮人間だから仕方ないとは思うのですが、その程度でやられてしまうのかと少々疑問視しすることにもなります。

マーベルが発表している今後の公開予定から、今回のサーガのサノス級のヴィランはカーンになると予想されます。
スーツ無しではワスプに負けるカーンがどのようにMCUを脅威にさらすのか想像が難しい部分があります。
ミッドクレジットではたくさんのカーンが集まっていました。
このことから最後はたくさんのカーンとアベンジャーズが戦うことになりそうです。
といってもこの展開は【アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン】でもありました。
同じ展開を繰り返すのは微妙ですが、ウルトロンとは少し変わった感じになるのでしょうか?

ウルトロンとの大きな違いは種類の多さでしょう。
カーンはいろいろな時代にいるので異なる能力を持っていることも考えられます。
ある意味、福袋のような「何が出てくるんだろう?」というワクワクはありそうですね(笑)
ウルトロンは、メインを倒すことで他のウルトロンも同時に倒すことができましたが、カーンはどうなるのでしょうか?
カーンにもオリジナルの本体がありますが、ウルトロンとは違いそれぞれが分岐した時間軸に存在しています。
ドラマ【ロキ】では、インフィニティ・ウォーでロキが死んでも変異体のロキやシルヴィが生きていたことから、オリジナルの生死は変異体に影響しないようです。
そのため、ウルトロンと同じようにはいかないというのが苦戦する理由かもしれませんね。
つまり、カーン単体では弱くても複数で向かってくることで大ダメージを与えてくるのかもしれません。

とはいえ、本作でのカーンを見るとどこか弱く見えてしまいますね。
しかしカーンの登場がアントマンというのも興味深いです。
これまでのスーパーヴィランはメインとなる映画に出てきていました。
例えば上記で例に出したウルトロンはエイジ・オブ・ウルトロンで、バロン・ジモはシビル・ウォー、サノスはインフィニティ・ウォーとエンドゲームです。
ロキは少々複雑なキャラクターで純粋なヴィランとは言えないため除外しています。
しかし、カーンはアントマンのヴィランとして登場するという少々例外的です。
このことから、カーンを語る時間が沢山必要だと考えられるでしょう。
今後、どのようなカーンが登場するか楽しみです。

モードックの正体と不安定さ

モードック

本作では他のマーベル作品にも度々登場していたヴィラン『モードック』が登場していました。
モードックといえばでかい頭に小さな手足があり、機械に乗っている特徴があります。
そんなモードックの正体がMCUではダレン・クロスとなっていました!

ダレンといえば、アントマン1作目でイエロージャケットになっていた人物ですね。
ダレンは原作ではモードックにはなっていません。
といってもMCUは原作とキャラクターが変更されることがあるので、今回もその1つとして捉えられます。
むしろ、今回モードック誕生の理由を考えるとむしろダレンがなった方がしっくりくるまであります。

簡単におさらいすると【アントマン】でスコットによってスーツを破壊されたダレンはスーツの縮小技術が暴走を起こし、体がバラバラに縮小しながら消えていき、そのまま量子世界までやってきました。
なので頭と手足のサイズがおかしくなっていたのですね。
MCUはリアリティを重視する傾向にあるので、この変更はむしろ理にかなっているとも言えます。

ただ1つ残念だったのがモードックのキャラクター性です。
本作のモードックは純粋なヴィランだと思われていましたが終盤にキャシーに説得され改心していました。
最後にはスコットやホープに見守られながら息絶えていました。
原作ではヴィランだったモードックだけに、その最後には意見が分かれるところだと思いますが、私はそれ以前にモードックのキャラクター性の不安定さが気になりました。

そもそも本作でも原作同様ヴィランとして登場したモードックですが、自身にしっかりとした軸が無く、常にどこか流されているように感じました。
そもそもスコットによって量子世界に飛ばされたことでモードックになってしまった為、ある程度の恨みを持っていましたが、同時に今の自分に満足しているようにも感じました。
それは自身をダレンではなくモードックと呼べと言っていたことからも考えられます。
しかし、一方でカーンの前では自身のプライドを殺して立ち振る舞っていました。
それは作中でも描かれたようにカーンとモードックの圧倒的な力の差でしょう。
戦っても勝てないと考えたからからこその決断だと思います。
その反面、量子世界にやってきたスコットやハンクのことは積極的に倒そうと動いていました。
これは、1作目での恨みがまだあったからかもしれません。
そんなモードックがキャシーの一言で改心するのは少し軽すぎる気がします。

擁護する目線で考えるならば、モードック自身に本当の居場所がなかったからと考えることができます。
前述の通り、モードックはカーンとの圧倒的な力の差があり、自分の性格を出せずにいました。
そこに長年の恨みを晴らすことができる相手がやってきたことで、今の自分なら倒せると考えます。
しかし、結局はキャシーの前に敗れてしまいました。
そのキャシーから「クソ野郎は今からでもやめられる」と言われ改心しますが、これで改心した理由はかつて自分が人質として利用したキャシーからの言葉だったからと考えられます。
小さな少女から立派に成長したキャシーと対照的にダレンはいつまでもヴィラン側にいるとどこかで自覚していたのかもしれません。
しかし、カーンの圧倒的な力の前にはヴィランでいざるを得なかったと考えられます。
その状況をキャシーの言葉で変えようと決心するきっかけになったのかもしれません。
私は誰にでもやり直す機会があると思っていますし、昔誰かが言っていたようにも思えます(笑)
しかし映像作品という特性上、そのやり直す動機が明確に無いと混乱することもあると思います。
その点で、モードックの改心には納得できない部分があるのが本音です。
この点は完全に個々の考えで変わる部分ではありますが、今回はあくまで『ネタバレ感想』の記事なので、私個人の考えになります。

何はともあれ、改心したモードックが今後どうなるのか気になります。
今回で正式に退場なのか、それとも何かきっかけがあり生き返るのでしょうか?
【アントマン】では縮小技術が脳に影響を与えると警告されていたので、生き返ったモードックが完全にヴィラン側になるという展開も考えられますね。

 

ジャネットの過去

ジャネット

前作【アントマン&ワスプ】で救出されたジャネットは今回のメンバーの中でも一番量子世界について詳しいです。
実際に30年も量子世界で過ごしていたわけですからね。
なので本作でも必然的にガイドとして機能するわけなのですが、ジャネットの説明でも不足している部分が多すぎると感じました。

そもそも本作は量子世界という多くの人にとって道の世界が舞台となります。
なんならスコットたちが通常の世界にいたのは、冒頭とラストだけですからね(笑)
そうなると量子世界のルールや動き方を知る必要が出てきます。
それを説明できるのは量子世界で30年過ごしたジャネットだけです。
しかし、ジャネットはナイフで友人を刺して空飛ぶ生き物を借りたり、謎のドリンクを飲んで言葉が分かるようになったりと感覚で理解してねと言わんばかりの表現が多かったです。
確かに全てについて詳細に説明していたら時間がないし、場合によっては無駄な時間がうまれてしまうと思うので仕方がない部分もあります。

しかし、その中でも気になったのが革命軍とジャネットの関係です。
革命軍はジャネットを『裏切り者』と呼んでいました。
それにはいくつかの理由があるのでしょうが、問題は革命軍とジャネットの絡みがほとんどないというところです。
元革命軍のクライラー卿(ビル・マーレイ)と話している場面は登場していましたが、現革命軍のメンバーとは絡んでいないんですよね。

恐らく、この作品のメインであるカーンとの対峙に話を早く持っていきたかったのが理由だと思いますが、量子世界や革命軍についての説明不足が目立ってしまった印象です。
それでも量子世界という未知の領域を初めて見た時のワクワク感はあったので、単純に知らない世界が広がっているという楽しみ方でもいいと思いますけどね(笑)

ちなみに、量子世界や革命軍に謎の既視感があったのですが、これはスターウォーズと似ていることが理由でしょうか(笑)

ラストの展開

戦うカーン

これまで戦闘シーンの多さとストーリーの弱さについて書いていきましたが、むしろそれが活かされたシーンがありました。
それこそがラストのカーンとの対決です。

文明の発達したアリによってスーツを破壊されたカーンですが、ジャネットが開けた扉で帰るスコットを阻止して自分が帰ろうと最後の戦いを仕掛けてきます。
しかしスーツは損傷しており、もはや普通の人間と変わらない状態でした。
そのアントマンもスーツが破壊されており、最後には人間同士の一騎打ちになっていましたね。
これはカーンがアントマンを『ただの小物』だと言っていた時の皮肉にも感じます。
確かにハンマーを振り回す宇宙人や至高の魔術師に比べたら小さくなるだけの人間ですからね。
しかし、スーツが無い今はカーンもアントマンも同じ立場になったということです。
能力が無い、ただの人間同士の一騎打ちはとても興奮しました!
それでもカーンは強かったですね。

スーツに隠れた筋肉があらわになり、その筋肉から繰り出されるパンチは見ているだけでも重く感じられました。
さすがのスコットもこれには圧倒されていました。
カーンを演じたジョナサン・メジャースはクリード3への出演も決まっており、そのための鍛え上げられた筋肉であったことも考えられます。
最終的にワスプのビームでやられてしまいましたが、それでもあの肉弾戦は本作でも特に記憶に残るものだったでしょう。

前の章で書いたように、このワスプのビームでやられてしまう描写はカーンのヴィランとしての脅威度を下げてしまう要因になったと思いますが、これまでヴィランとして登場した街を浮かべようとするロボットや石を集める宇宙人とは違う手段で脅威になることをを考えれば人間としての肉体的な弱さを表現しておくのは重要だったのかもしれませんね。
幸い、ジョナサン・メジャースはカーンの感情など、精神的な面を上手く繊細に表現していたのでとても伝わりました。
ある時は自分を最強だと考えるヴィラン、またある時は目の前の恐怖に怯える男というように多くの感情をカーンに与えていました!

ポストクレジットにあったように、ジョナサンは今後さらに多くのカーンを演じる必要があるので、どのように演じ分けるか楽しみです(笑)

 

さいごに

スコットとホープ

アントマン3作目にして、征服者カーンの映画デビューを担った本作は前2作とは違い、戦闘にフォーカスされた作品になっていました。
コメディ要素を抑えたストーリーと戦いの数々には評価が分かれる作品だと思います。

何はともあれ、本作が今回のサーガの始まりを大きく予感させることに変わりはないでしょう。
本作はスコットが解雇されたサーティーワンと偶然にも同じ数字の、MCU31作目なのでそこまでいくと評価の別れる作品が出てもおかしくはないと思います。
とはいっても最近はドラマシリーズも含めて評価が分かれることが多い気もしますが…。
既に発表されている公開予定を見ても、MCUはまだまだ拡大していくと考えられますので今後が楽しみです!
最後までご覧いただきありがとうございました!
それでは別の記事でお会いしましょう!