遂に完結!ルシファー・シーズン6【ネタバレ感想・解説】

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ルシファーのロゴ レビュー

こんにちは!
2016年にFoxにて放送が開始され、約6年間私たちを楽しませてくれた【Lucifer/ルシファー】がシーズン6をもって遂に完結しました!

これまで、【Lucifer/ルシファーがシーズン6】はシーズン3までFoxで放送された後、打ち切りの危機をNetflixが救ったことでシーズン4~シーズン6までNetflixで放送されました!

そんな奇跡の復活を経た【Lucifer/ルシファー】も遂にシーズン6で完結しました。
そこで、今回は【Lucifer/ルシファー】シーズン6のネタバレ感想をお届けします!
まずはシーズン6の基本情報をおさらいしましょう!

ここから先はシーズン6のネタバレを含みます
 

シーズン6の基本情報

シーズン6ではルシファーとクロエの娘として、ロリが登場しました。
ロリはニックネームで、本名はオーロラです。
刃物のような翼をもち、レズビアンであることが示唆されたキャラクターです。

ロリを演じたのはブリアナ・ヒルデブランドです。
ブリアナは特に【デッドプール】のネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッドで有名です。
まだ映画やドラマへの出演経験が少ないブリアナですが、人気作品に立て続けに出演しており、今後が非常に楽しみです。
そんなブリアナですが、ロリと同じくレズビアンであることをカミングアウトしています。

シーズン6のネタバレ感想

それでは早速シーズン6のネタバレ感想に行きましょう!

 

始まり

シーズン6では、これまでのシーズンの振り返りが多かったように感じます!
なんと序盤ではシーズン1に登場した警察官が再登場しました!
シーズン1でルシファーに欲望を伝えて以来、自分の欲望に正直になってしまったようでした(笑)

そしてなかなか神様になる決心がつかないルシファーとそれを支えるクロエ。
シーズン5であれだけ戦った末に神様になる権利を得たルシファーですが、神様になるのは相当な覚悟がいります。

ロリの登場

ロリ

そしてシーズン6の重要キャラクターであるロリが登場しました。
ロリはルシファーとクロエの娘であり、本名はオーロラ
未来でルシファーはロリとクロエの前に現れず、捨てられたと感じたロリはタイムトラベルをし、過去でルシファーの前へ現れます。

それにしても、タイムトラベル!?
今まで登場した天使の中で一番有用な能力じゃないですか!
アメナディエルの時間の流れを遅くする能力が一番かと思っていましたが、それをはるかに上回っています。
シーズン5で神様が破裂したダンを元に戻したのはある意味タイムトラベルのようなものなのでしょうか。

しかし、この展開どこかで見た覚えがあります。
それもそのはず、同じDCコミックス原作のドラマ【The Flash/フラッシュ】で同じ展開がありました。
【The Flash/フラッシュ】では未来からやってきた娘のノラが過去のチームフラッシュと行動を共にします。
その他にも【Arrow/アロー】では過去と未来の交差を、【The Legend of Tomorrow/レジェンド・オブ・トゥモロー】でもタイムトラベルを扱っています。
何たる偶然…なのでしょうか。

【The Flash/フラッシュ】や【Arrow/アロー】のようなDCコミックスが原作のドラマは世界観を共有しており、通称『アローバース』と呼ばれています。
これまで【Lucifer/ルシファー】は『アローバース』に属さない作品だと思われていましたが、【The Flash/フラッシュ】のシーズン6で『アローバース』のキャラクターと共演を果たしたことから、世界観を共有しました。

その後、【Lucifer/ルシファー】ではアローバースの作品ではおなじみのミュージカル回が制作されるなど、関係性を強調していきました。今回のようなタイムトラベルは、アローバースの影響を受けているのかもしれません。

ダンの運命

ダンとエラ

シーズン5で命を落としてしまったダンですが、シーズン6では地獄で卓球をしていました。
ルシファーはダンに拷問をしないよう言ってくれていたのが救いです。

その後、ダンはロリによって地上へと連れられましたが、肉体が無く幽霊になってしまいました。
物語の終盤までダンが地獄に囚われている原因が分かりませんでしたが、トリクシーとの話で遂に解決しました。
どうやら、ダンはトリクシーを一人で残して死んでしまったことへの罪悪感で地獄へ残っていたようです。

ダンは自分を殺害した張本人に憑依することで地上の人間と会話ができるようになり、そこでトリクシーがダンを誇りに思っている事を聞き、ダンもトリクシーに本音を伝えることで罪悪感を克服し、天国へ行くことが出来ました。

トリクシーとの会話をする中で、殺人犯からダンに姿が変わるシーンはよくある演出ですが、とても感動しました。
無事、天国に行けたダンはカフェのようなところでシャーロットと食事をしていました!

 

ルシファー失踪の真相

炎の前に立つルシファー

物語終盤でロリがダンを殺害した犯人に捕まってしまいます。
そこで犯人がルシファーに指定した場所こそがスワンソンと10番街の角でした。

最終的にロリを救い出すことに成功しましたが、ロリは怒りを抑えきれず、今にも犯人を殺害してしまいそうでした。
それをルシファーが必死に説得することで止めました。

その後の会話でロリはルシファーが自身の罪の意識や怒りを分かってくれたと感じたと話しています。
つまり、ルシファーはロリを罪の意識や怒りの衝動から救うことが出来たのです。
そしてそれこそがロリが過去に来た理由だったのです。
分かりやすく説明すると、

・もともとロリは8月4日にルシファーがスワンソンと10番街の角で姿を消したと言われていた。
・しかし、実際は8月5日にロリを殺人犯を殺害してしまいそうになる罪の意識や怒りの衝動から救っていた。
・それを未来のクロエがロリに教えてしまうと、過去で生まれるロリがタイムスリップしなくなるので教えることは出来なかった。

という事のようです。
少しややこしいですが、理にかなっていると思います。

ルシファーの決断

元々、神様になる予定だったルシファーですが、なかなか決心がつきませんでした。
最終的にルシファーは神様にならずに地獄でカウンセラーになることになりました。

これは地上でダンに与えた助言や、地獄から天国へ行くことが出来た男性に扉を示していたこと、そしてルシファー自身もリンダに様々な助言を受けていたことから地獄へ送られた人々も構成の余地があると考えました。

ルシファーがリンダに感謝を伝えるときに、リンダの事を優秀だと認めていましたね!

 

最後に

遂に終わってしまった【Lucifer/ルシファー】!!
トム・エリスのイギリス英語が聞けなくなると思うと悲しいです。
実はNetflixで今後【サンドマン】というドラマが計画されています。
サンドマンのロゴ

この作品はDCコミックスが原作で、なんとルシファーが登場することが決定していますが、演じるのはトム・エリスではありません。
もしかしたら、何かの繋がりが描かれるかもしれません!
それでは、また別の記事でお会いしましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました!