実写版『ワンピース』シーズン1ネタバレ感想_この成功は日本IPの実写化の未来を決めるかもしれない

スポンサーリンク
スポンサーリンク
実写版ワンピースシーズン1のアイキャッチ レビュー

こんにちは、シネマトレンドです。
突然ですが、皆さんはどれくらいワンピースに馴染みがありますか?
1997年から現在まで続くとても長いシリーズなので、原作からのファンやアニメのファン、他にも名前は聞いたことあるけど詳しいストーリーは知らないという方まで幅広いと思います。
そんな中、これからはその中に実写版のファンも加わるかもしれません。

ということで、今回はNetflixオリジナルドラマ『ワンピース』のネタバレ感想をお届けします。

ここから先は実写版『ワンピース』シーズン1のネタバレを含みます。

実写版『ワンピース』シーズン1ネタバレ感想

新規にも既存のファンにも受けるストーリー

少し私のワンピースに関する話をしておくと、今から13年くらい前に習い事をしていたのですが、その週1回の習い事が終わると毎週ワンピースの単行本を本屋さんで買ってもらっていました。
ドラマが所見の方のために明確なネタバレを避けて話すと、最終的にしらほしが出てくるところあたりまで買っていました。
それ以降は習い事が終わったか何かのタイミングで買わなくなってしまったので、今どうなっているのかわかりませんが、今シーズンで描かれたのは私が単行本で読んでいた内容だったので所々忘れていましたが、懐かしさと新鮮味を感じました。
今回はシーズン1ということで、ワンピースの始まりから描かれたわけですが、既存のファンはもちろん、ワンピースを知らない新規の視聴者にも分かりやすく作られていたと思います。
むしろキャラクターの現在と幼少期を交互に織り交ぜながら進めることで、現在のキャラクターの性格を形成することになる過去の出来事がより説得力のあるものになっていました。
各話で幼少期を描き、最後の進水式で幼少期と重ねることで、それぞれの夢や目標が明確になったのもとても良かったです。
ただ、全8話なのもあってか少し駆け足で進んでいる感じがあり、特に序盤のゾロやサンジなどは成り行きでついてきている感じがありました。
しかし、今シーズンでは要所要所で1人のメンバーをフォーカスした場面があり、そこで結ばれかけていたロープがしっかり固く結ばれるような、メンバーの信頼を強める部分があったので、駆け足で進んでいく物語の中でも麦わらの一味をしっかり形成できていたと思います。
このように新規のファンに届けるうえで短いエピソードの中でも納得できるストーリーになっていたのと同時に、例えばジャンゴの登場が削られていたり、サンジの土下座が無いなど原作ファンの賛否を招くような場面はありつつも、全体で観たときに私のような実写化以前から知っている人の期待を裏切ることもほとんどなかったと思います。
それくらい漫画を実写化したときのストーリーに不満点が無く、すでに知っている話なのですが新鮮で、それでいて楽しめるものになっていました。
Netflixといえばこれまで2017年の『デスノート』や2021年の『カウボーイビバップ』など日本の漫画やアニメの実写化で苦労してきた印象があります。
一番最近の『カウボーイビバップ』は誇張された演技とアニメを意識したような特殊なショットやカメラワークがハマらなく、あまり楽しんで観ることができなかったのですが、実写版『ワンピース』は後で話しますが、アニメを意識したような演出やショットがあり、そこが気になりましたが、ほとんどは海外ドラマの従来のショットだったので映像の面でもほとんど違和感なく観ることができました。
個人的にとても楽しめましたし、これからもストーリーが続くことは知っているので、シーズンを更新してほしいです。
そしていつか私のワンピースが途絶えたしらほしの登場まで続いて、私を実写ドラマでワンピースを知る人にしてほしいです。
そのためにも、あえて私のワンピースは更新しないでこのままにしておくのも面白いかもしれませんね。

 

はまり役のキャスト

本作はキャストがとてもはまっていたと思います。
私は作品を観ていない段階で良し悪しは決めませんが、最初にキャストが発表されたときは、これがどうなっていくのか不安と期待が入り混じった感想でした。
その後、キャストを原作のイメージにしたファンメイド画像が作られ始めていくと「意外に良いんじゃないか?」と思ったのを覚えています。
海外ドラマの場合、知名度よりもイメージに合う俳優を優先させることが多くNetflixもその傾向にあります。
例えばNetflixが製作しているウィッチャーの実写ドラマでは、スーパーマンで有名なヘンリー・カヴィルを起用する一方、Netflixオリジナルドラマ『セックス・エデュケーション』では、それまで目立った出演作は無くほとんど無名だったエマ・マッキーをメインキャストに起用しています。
両方とも今では他のキャストが考えられないほどハマリ役ですし、このキャスティング力は流石ですね。

どうやら、麦わらの一味の出身国は漫画の作者の尾田栄一郎先生のイメージがあったようで、原作者のイメージがベースになっているの良いですね。
それを踏まえても今回の麦わらの一味は私の中でとても満足です。
実際に動いているところを見たら全然違和感がなくなります。
演じている姿もそうですし、今回のNetflixは気合が入っているようで公開前からキャストのインタビューや原作者に会いに行く様子などもYouTubeに投稿されていたので、そういった作品外の姿も含めて好きになりました。

麦わらの一味では、やっぱりルフィ役のイニャキ・ゴドイがとてもルフィでした。
実写ということもあってか、ゾロやナミ、サンジなどは結構落ち着いていることもあり、イニャキのルフィのテンションがより一層目立ち、それがイメージするルフィでした。
作中でバギーがルフィに
「お前は他人の帽子をかぶった ただの孤独な小僧だ」
と言ったのに対して
「自分が何者かはわかってる。俺はモンキー・D・ルフィ、海賊王になる男だ」
と返していました。
この言葉はイニャキルフィにも言えると思っていて、公開前は批判こそ多かったものの、私はイニャキがルフィの声や特徴など原作との違いはあれど、そういった原作の要素が無ければ成り立たない役ではなく、イニャキだけでも彼はモンキー・D・ルフィだと思います。

その中ではエミリー・ラッド演じるナミのしっかりした感じが出てますし、漫画で感じたサバサバ系というか、気が強い女性の雰囲気もありました。
それもあったからか、アーロンパークに行く前の「助けて」がより一層際立っていました。

公開前はキャストに賛否両論ありましたが、ウソップ役のジェイコブ・ロメロは発表当時から賛成の声が多かった印象です。
長鼻こそないものの、ウソップのひょうきんさを感じますよね。
私はむしろ長鼻が無くて良かったと思っていて、実写化ってどれくらい現実っぽく見せるかが重要だと思います。
その点で、ウソップの鼻が不自然に長いと違和感が出てしまうと思います。
サンジの眉毛も同様ですね。
なので、私は今回の変更はよかったと思います。
何なら演じているジェイコブの鼻筋がシュッとしていて違和感がありませんでした。
ジェイコブはドラマ『レジデント』で薬物中毒の強盗を演じており、その時はかわいそうな役だったのですが、今回は結構お調子者のキャラクターでちょっと嬉しかったです。

タズ・スカイラー演じるサンジもとても良かったです。
私は字幕と吹き替えの両方を観たのですが、アニメ声優の吹き替えはハマらず、字幕の方が気に入りました。
中でも、英語でのサンジはイギリス訛りの英語がとても好きでした。
尾田先生の当初のフランス出身の想定とは違いましたが、イギリス英語も本作のサンジにとても似合っていたと思います。
サンジとゼフの初対面が船の中で、サンジの両親や出身国が今シーズンで明かされていないので、もしかしたら今後、サンジがフランスをイメージした国出身だったみたいな話になるかもしれませんが、サンジのイギリス英語がとにかくかっこいい。
イギリス訛りに加えて容姿ももちろんかっこよくて、ピシッと決まったスーツに原作ほど重くない前髪も自然でかっこいいです。
ちなみに、サンジの幼少期を演じたのはNetlfixオリジナルドラマ『スイート・トゥース』で主人公のガスを演じていたクリスチャン・コンヴェリーです。
このドラマでは鹿と人間のハイブリッドを演じているのですが、クリスチャンがとても可愛いので、ぜひ見てみてください。

 

そして麦わらの一味で意外にもしっくり来たのがまっけんゆう演じるゾロです。
まっけんゆうと言えば日本でも有名で、映画『ちはやふる』や『るろうに剣心』などで知っている方も多いのではないでしょうか?
私は『仰げば尊し』が印象に残ってます。
全然違う役ですが上手く演じ分けますよね。
一方で洋画でも活躍していて、最近では実写版『聖闘士星矢』で主演でした。
そんなまっけんゆうのゾロは実写版麦わらの一味において特にお気に入りになりました。
出会ったばかりの頃は無関心でクールなのですが、ルフィたちと行動する間に心を許して信頼感が芽生えていく描写にまっけんゆうの演技も相まってとても説得力が生まれていました。
アクションもとても良くて、ヘルメッポとの戦いでは、もはや刀を使わずに避けやカップなどで海兵を倒していて、動きに無駄がありません。
そしてやっぱりゾロと言えば3刀流ですが、口にくわえた使いにくそうな3本目を見事に使っていて、斧手のモーガンとの戦いでは、口の刀を首元に当てて決着をつけていて、上手い使い方でしたね。

麦わらの一味以外も完成度が高くて、例えばミホークなんて凄いかっこよかったです。
あのクールな感じは原作の時から好きで、フィギュアを持っているくらいなのですが、実写でもうまく演じられていて嬉しかったです。

完成度といえばバギーも素晴らしかったです。
原作のビジュアルはちょっとふざけたピエロっぽかったのですが、実写ではもはや夢に出てきそうなピエロで、特にルフィたちとの対決では『IT』や『テリファー』と同系統の雰囲気がありました。
バギーを演じたジェフ・ウォードは『エージェント・オブ・シールド』という海外ドラマにも出演していて、そこではお茶目でかわいかったので、ギャップがすごいです。

赤髪海賊団のメンバーもどれも完成度が高くて、ラッキー・ルウはラッキー・ルウでしたし、ヤソップもヤソップでした。
シャンクスもよかったです。
特にラストのミホークと会う場面のシャンクスのお茶らけた感じが好きでした。
あの場面で飲みの誘いを断らないミホークの余裕もかっこよかったです。
そして、ベン・ベックマンは原作の雰囲気とは違い、もっと海賊らしさが出ていました。
実写版のベックマンは『パイレーツ・オブ・カリビアン』のギブス感がありましたね。
ただ、実写版のベックマンもなんか信頼感があって好きです。

このように、私はキャストの面ではとても納得がいくクオリティだったのですが、吹き替えに違和感を感じました。
本作はアニメ版ワンピースの声優が実写版でも同じキャラクターを演じることで話題になりました。
Netflixも吹き替え版の予告編を出しているように、この吹き替えを1つの集客ポイントとしていたのがわかります。
ただ、個人的に今回の吹き替えは違和感を感じました。
この違和感はよく芸能人の吹き替えで言われるような演技の良し悪しではありません。
むしろ演技の面においては良かったです。
アニメと吹き替えでは声優の演技に違いを感じていて、吹き替えはアニメに比べ、落ち着いた演技が多いです。
本作においてもそれは感じました。
麦わらの一味の声優には吹き替えでもよく聞く方がいて、例えばゾロの声優を務めた中井和哉さんは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーvol.3』でハイ・エボリューショナリーや、海外ドラマでは『レジェンド・オブ・トゥモロー』シリーズでリップ・ハンターを担当しています。
サンジ役の平田弘明さんは、それこそジョニー・デップの吹き替えで聞いたことがある方も多いと思います。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』や『ファンタスティック・ビースト』などがありますね。
一方で他の担当声優は特に最近の吹き替え経験がないからなのか、声のトーンにおいて不自然な差が生まれていました。
本作は麦わらの一味の他にも、シャンクスの吹き替えを担当したのは、海外ドラマ『ホワイトカラー』でピーターの吹き替えを担当した池田秀一さんですし、アーロンの吹き替えは『ホビット』や『プリズンブレイク』などで吹き替えをした東地さんです。
本作では、そういった吹き替えに慣れている人とそうでない人の差を結構感じました。
このように経験の差を感じた吹き替えですが、例えばコビーの吹き替えはもはや俳優の声と明らかにずれていましたし、バギーの吹き替えを担当した千葉さんはジェフ・ウォードのバギーではなく、アニメのバギーを吹き替えにしていたので、もしかしたらアニメの感じを残したまま吹き替えをしてくださいみたいな指示が出ていたのかもしれませんね。
ただ、それがアニメファンには違和感のない、むしろ視聴意欲を高めるものになったかもしれませんが、純粋に海外ドラマの吹き替えとして考えたときに俳優と声があっていないものが多く、アニメファンではない吹き替え派に違和感を抱かせるものになっていたと思います。
確かにアニメから声優を変えることは一定の批判が出るかもしれませんし、これまで実写化で失敗してきたNetflixは少しでも既存のファンを呼び込みたいと思うのでこういったことをしたのかもしれませんが、吹き替えへの適応力に差が出ていたのが残念です。
個人的に麦わらの一味の幼少期が一番違和感を感じて、特に幼少期のゾロからあの声が出るのはさすがに不自然でした。
ちなみに、でんでん虫の声?鳴き声?は原語と吹き替えで同じでした。

とにかく本作のキャスト多くは違和感を感じませんでした。
今後は特に実写化が難しいキャラクターがたくさん控えているので、それらがどうなるのか気になるところです。

 

マンガの世界を現実に

本作は漫画が原作なだけあって、船や建築物などが非現実的なものばかりです。
それが本作では元のデザインを残しつつ、できる限り現実に適応するようになっていました。
特にバラティエは実際に制作しただけあってか、内装もしっかりしていて、実際に運営されていてもおかしくないクオリティでした。
元のデザインが奇抜なのでアトラクション感は残りますが、実用性を感じさせるデザインにとても魅力を感じました。
そして意外にもゴーイング・メリー号のデザインへの違和感がなかったです。
造船所を運営し、カヤの友人でもあったキャプテン・クロに殺されたメリーのことを考えて、ルフィがゴーイングメリー号と名付けますが、このメリー号の船首はコンセプトアートが公開されたときに原作の可愛さがなくなっていました。
ただ、実際に作中に登場したメリー号はコンセプトアートから変更されており、まん丸の目もあり可愛かったです。
原作ほどデフォルメされていないのも、ちゃんとした造船所で作られたことを感じられてよかったです。
実写に適応していたのはセットだけでなく、海賊ならではの要素もありました。
例えばアルビダ海賊団が海戦している様子はこの世界の海賊行為を描いており、2隻の船の間を進む海からの視点はディズニーランドの「カリブの海賊」を思い出させる目線で、この目線だからこそ向かい合う2隻の船の迫力が出ていました。
アルビダが敵の船員にゾロの居場所を聞くときの肉片と血が入り混じったリアルな表現も、この世界の海賊が決してお遊びのギャグではないことを示していました。
海賊狩りをしていたゾロがMr.7を真っ二つにしたときも同様ですね。
余談ですが、Netflixは結構容赦なくゴア表現を使っており、『ルシファー』という海外ドラマの新シーズンがNetflixで制作されたときは、それまで以上にグロくなっていました。
規制が緩いストリーミングサービスならではの表現で、ワンピースの世界がよりリアルになることを期待しています。

このように実写化に適応された世界はとても良かった一方で、本作はアクションのクオリティにばらつきがありました。
前に言った通り、3本の刀をうまく生かしたゾロのアクションはとても素晴らしかったです。
ただ、他のいくつかのアクションはぎこちなかったり、ワイヤーを感じさせるアクションがありました。
ゴムゴムの実の能力のような、原作の非現実的なアクションはカット割りで上手く表現していました。
鞭のように伸びる体を使ったアクションを自然見せる工夫が良かったです。
他にもバギーのバラバラの実はCGをふんだんに使っており、これも迫力がありました。
ただ、生身のアクションでは所々遅さというか、不自然な動きが気になりました。
予告にあったような不自然なアクションは、本編ではスピードの調整がされておりかっこよくなっていましたが、速度調整でごまかせないようなところがやはり気になりました。

同じく不自然だったのが、漫画の構図を意識したようなショットです。
これは『カウボーイビバップ』の時もあったのですが、無理に原作に構図を寄せようとするショットが気になりました。
『カウボーイビバップ』は原作アニメを観ていないので、もしかすると原作に同じような構図があるのかもしれませんが「そこら辺に落ちてるカメラで撮影しました。」みたいなショットがあってそれに違和感を感じました。
実写版『ワンピース』も顔や目元に寄るショットがあって、これは原作の構図を再現しようとしたものだと思いますが、それが実写に合っていなかったように感じました。
世界観やキャラクターの性格などは実写に上手く落とし込めていたので、無理に漫画の構図に寄せなくても良いんじゃないかと思います。

 

ルフィーとコビーの進路

本作ではルフィとコビーが最初に出会いますが、海賊王を目指すルフィと、海兵を目指すコビーという正反対の立場にいます。
お互いがそれを分かっているのですが、一方を陥れることが無かったです。
むしろルフィはコビーの夢を後押しする姿勢を見せています。
アーロンとの場面でもありましたが、ルフィの平等に見る性格がとても良いです。
結局それぞれの道を進んだ2人ですが、シロップ村で海賊と海軍として再開したときも、海軍としてルフィを逮捕しなければならないコビーをはねのけないで理解を示しつつ、仲間を守るために動く姿勢も、ルフィ自身は意志が強いんだけどそれが周りを良い方向に引っ張る感じが出てて、ルフィの無自覚のカリスマ性というのを感じました。
ルフィは海賊王を目指し、コビーもガープのもとで海軍として成長していくと思いますが、またどこかで成長した2人で再開した姿をはやく見たいです。

 

夢を叶えるための第一歩

本作はシーズンを通して、夢をかなえるための第一歩を踏み出すというメッセージを感じました。
特に感じたのがゼフとクロのセリフです。
クロとルフィが戦うとき、クロが
「そんなに海賊になりたいか」
と言ったのに対してルフィが
「おれは海賊だ」
と言います。
それに対してクロは
「たった数週間か数か月航海しただけでか?」
と返します。
一方でオールブルーを夢見ながらバラティエに残るサンジにゼフが
「夢を持ってても追わなきゃ意味がない」
と言い、サンジの背中を押します。
ここに違いを感じて、ゼフとクロの違いは最初の1歩の重要さだと思います。
ルフィは海賊王になると決めて行動に移したように、今シーズンは夢を持って行動に移すことが物語の核になっていたように感じます。
実際に、ラストの進水式ではそれぞれの夢を言葉にする場面があります。
確かに、継続は夢をかなえるためには大切で、海賊として安心できない日々を過ごしてきたクロの言葉が、海賊になることの危険性をまだ感じていないであろうルフィに当てはまるかもしれませんが、この1歩目の大切さの違いがゼフとクロのセリフに表れていました。
今シーズンは、ベタだけど夢を後押ししてくれる楽しい物語でした。

 

さいごに

今回はNetflixで配信中の実写版『ワンピース』のネタバレ感想お届けしました。
公開前は心配の声が多かった本作ですが、実際に観てみるとストーリー構成もドラマ用に見やすくなっていてとても楽しめました。
ワンピースと言えば1997年開始で今でも終わっていないような長編作品なので、シーズン2以降も観たいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。