【セックス・エデュケーション】シーズン3ネタバレ感想・解説_Netflix

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セックス・エデュケーションシーズン3 レビュー

こんにちは!
今回はNetflixで配信されているドラマ【セックスエデュケーション】シーズン3のネタバレ感想・解説をお届けします!
シーズン3も、感情を容赦なく弄ばれてしまいました(笑)

まずは【セックス・エデュケーション】シーズン3の基本情報をおさらいしましょう。

基本情報

予告編

ジェマイマ・カーク

 

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新たに登場し、校長に就任した『ホープ・ハドン』を演じたのはジェマイマ・カークです。
ジェマイマはHBOで配信されていたドラマ【GIRLS/ガールズ】でジェッサを演じたことで有名です。

ここから先は【セックス・エデュケーション】シーズン3のネタバレを含みます。
 

ネタバレ感想・解説

待ってましたシーズン3!!
私は可愛いアダムが大好きになりました。

アダムに何かあるたびに、アダム!…アダム..アダムッ?!ってなってました(笑)
今シーズンを観てアダムが大好きになった人も多いのではないでしょうか?

アダムの他にも、シーズン3の開始からオーティスと関係をもっていたルビーや、宇宙人に夢中のリリーなど、複数のキャラクターを上手く描けていたと感じました。

オーティスとルビー

オーティスとルビー

なんとシーズン3の序盤に判明したオーティスとルビーの関係(笑)
オーティスが口ひげを生やした理由もルビーに褒められたからでした。

そんなオーティスとルビーですが、初めは体だけの関係でしたが、紫の日に紫色のシャツを着てこなかったことに文句を言ったルビーに対して、
オーティスは

これが本当の自分だ。僕がいることを恥ずかしいなら別れよう。

と言いました。
これは【セックス・エデュケーション】のLGBTQIA+を扱う上で大きなテーマである、「様々な違いを持つ人がいてそれは悪いことではない。」
ということを象徴しているセリフだと受け取れます。

そして、ルビーのファッションセンスも面白いです(笑)
作中でもオーティスはルビーが選んだ服装の事をマグニートーの様だと言っていました。
マグニートーとは、マーベル作品に登場するキャラクターです。

【セックス・エデュケーション】は、あえて非現実的感を与えるために作中に登場する車や電化製品などは、1970~1990年代のものを使用しています。
なので、オーティスの服装が少し時代錯誤のように感じるのもそれによるものです(笑)
1970~1990年代のものと、スマホなどの現代の技術のコラボレーションは面白いですね。
周りの物に注意して観てみるのも面白いかもしれません。

ホープの登場

ホープ

シーズン3で新たに登場し、ムーアデールの校長に就任したのが、ホープ・ハドンです。
初登場の際は踊って登場するなど、よく知る校長のイメージとは違いました。

名前のホープ「希望をあらわす英語」の通り、生徒を導く良い存在だと思われました。
しかし、実際はムーアデールのイメージをよくするためには手段を択びませんでした。

集会でアダム達3人に罰を与えるシーンでは観ているのが辛かったです。
多様性を扱う作品で、個性を否定するという分かりやすい悪役でした。

そんなホープですが、作中でプレゼン用にボディーランゲージを練習していました(笑)
スーパーマンポーズが印象的だった場面ですが、恐らくこちらの動画だと思われます。


 

アダムとエリック

アダムとエリック

シーズン3では、アダムとエリックの関係が特に印象的でした。
エリックは自分がゲイであると自認しており、家族や周りの友人のも公表しています。
しかし、アダムは自分がゲイであることを周りに公表していませんでした。

更衣室でのアダムの「少しゲイになった」というセリフから、まだ完全に自認できていないことが分かります。
最終的に、この違いからアダムとエリックは別れることになりました。

その際、エリックの

僕はもう飛ぶ覚悟あるが、君はまだ歩く方法を学んでいる。

と言っていました。

別れる原因となったのはエリックがナイジェリアに行った際に現地の男性とキスをしたことが発端です。
前述の通り、エリックはゲイであることをカミングアウトしています。
これまで自分と同じゲイの人々に会う機会がなかったと思われるエリックは安心感ともいえる気持ちになったのかもしれません。

アダムは自分の本音を言う方法や、ポエムの書く練習をしていたりと、シーズン3を通して自分の気持ちを伝える練習をしていました。
少しずつ成長していくアダムと、早く先に進みたいエリックの関係は、まさに飛ぶ覚悟があるエリックと歩く方法を学んでいるアダムでした。

アダムはエリックにポエムを書くためにラヒームに相談しており、アダムとラヒームも何か進展がありそうです!

ところで、エリックを演じているチュティ・ガトゥは1992年生まれの28歳です!

高校生と言われても違和感がないですね(笑)

ナイジェリアと同性愛

ナイジェリアのエリック

エリックはナイジェリアでおばあちゃんに自分がゲイであると告白しようとしますが、お母さんに止められてしまいます。

実はナイジェリアは同性結婚は違法であり、一部の州では死刑が宣告されることもあります。
更に同性でのセックスは最大14年の禁固刑が科されます。
その様なことからエリックのカミングアウトは危険な行為であるとも言えます。

エリックが現地の男性にセックスはしたのか確認した際、していないと答えていたのも本当の意味が分かってきます。

 

マイケルの過去

マイケル・グロフ

アダムの父で元ムーアデールの校長であるマイケル・グロフですが、シーズン3では彼の過去が判明しました。
マイケルは昔、執拗に「男は男らしくあるべきだ」と教えられていました。

そのまま大人になり、アダムに対しても常に完璧を求めるようになったのでした。
そのため、アダムはマイケルと会うことを拒否しています。

そんなマイケルですがシーズン3では自分の考えを改め、元妻のモーリーンと関係を持ちました。
少しずつ新しい考えを持つようになったマイケルがどうなるのか、シーズン4が楽しみです。

実は、マイケルの兄のピーターを演じたのは【ハリーポッター】シリーズでルシウス・マルフォイを演じたジェイソン・アイザックスです。
少ない登場シーンでしたが存在感を発揮していました(笑)

メイヴの留学

バスの中のメイヴ

終盤でオーティスと良い関係になったメイヴですが、アメリカに留学に行くことを決めました。
その決断をする過程でお互いのお母さんとなったエイミーから言われた

私が男のために夢を諦めると言ったらどうする

というセリフが印象的でした。

オーティスとメイヴはシーズン2で心理的に距離が離れましたが、シーズン3では物理的に距離が離れてしまいました。
これはシーズン4で何かが起きそうです。

そして忘れてはいけないのが、これまでメイヴと行動していたエイミーです。
エイミーはメイヴだけでなく、恋人のスティーブとも別れたのでシーズン4では一人になってしまいます。
今後エイミーは元恋人のアダムや、オーティスと一緒にいる場面が多く観れるかもしれませんね。

 

おわりに

いかがだったでしょうか?
全世界が待っていたシーズン3でしたが、今回も様々な感情になりました(笑)
シーズン4では、メイヴの留学やムーアデール高校の危機など、様々な展開が予想されます。
【セックス・エデュケーション】シーズン2は配信開始から1ヵ月で4000万世帯が視聴しました!
いまからシーズン4が楽しみです。
それでは、別の記事でお会いしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!