こんにちは、シネマトレンドです!
今回はNetflixドラマ【ロック&キー】シーズン2のネタバレ感想・考察をお届けします。
シーズン1のネタバレ記事も公開しているので、ぜひご覧ください!
まずは、シーズン2の新キャストなどを確認しましょう!
シーズン1から登場しているキャストについては、シーズン1の記事をご覧ください。
【ロック&キー】シーズン2_作品情報・キャスト
ブレンダン・ハインズ(ジョシュ・ベネット)
ロック家のお母さんのニーナと良い関係になり、マセソンの歴史について熱心に調べていたジョシュを演じたのは、ブレンダン・ハインズです。
ブレンダンはAmazonオリジナルドラマ【The Tick / ティック~運命のスーパーヒーロー】でスーペリアンを、【スーツ】ではローガン・サンダースを演じました。
リヨウ・アベレ(ジェイミー)
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ジョシュの娘でボードの友達になるジェイミーを演じたのはリヨウ・アベレです。
リヨウは、まだ出演作品は少ないですが【ザ・ボーイズ】でマザーズ・ミルクの娘『ジェニーン』を演じていました。
ケヴィン・デュランド(フレデリック・ギデオン)
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シーズン3のメインヴィランになると思われるフレデリック・ギデオンを演じたのは、ケヴィン・デュランドです。
ケヴィンは【ウルヴァリン: X-MEN ZERO】で『フレッド・デュークス』を、【ストレイン 沈黙のエクリプス】では『ヴァシーリ・フェット』を演じました。
ウルヴァリンで、太ったボクサーを演じていた印象が強いので、最初は気づきませんでした(笑)
ネタバレ感想
個人的にシーズン1が微妙だったのでシーズン2に少し警戒していたのですが、全エピソードを観た感想としては良かったと思います!
シーズン1で不満点だった魔法の鍵を巡る物語と日常生活の2つを両立して描けていないという問題を上手く解決できていたと思います。
魔法の鍵と学校生活の距離を近づけたことで、片方の物語がおろそかになることを防げていたと感じました。
シーズン1よりもだらけることが無かった要因として考えられるのが、ハラハラする展開を多く用意していたことです。
今シーズンでは巨大なクモや、ゲーブとの戦い、イーデンの頭の中など休む暇を与えない展開が多くあったと感じました。
ハラハラする展開は、仮にそれがドラマに影響を与えない無駄なものだったとしても観てしまいます(笑)
最後のドッヂとの戦いではシーズン1とは違い、鍵を積極的に使っていました。
しかし鍵の種類が多いので使われる鍵と使われない鍵の差が激しかったです。
シーズン1であれだけ危険な雰囲気を漂わせていた鏡の鍵は、鍵の危険性を現していただけなのでしょうか。
鍵の中でも特に謎だったので今後再登場してほしいです。
何はともあれ、よりファンタジー要素が強くなったのは良かったと思います。
しかし、キャラクターに対しての不満点が少しあります。
シーズン1ではキンジーの性格に不満があると書きましたが、シーズン2ではましになっていました。
今回言いたいのはロック家のお母さんのニーナです。
ニーナに関してはシーズン1から少し思うところがあったのですがキンジーの方が存在感が強かったので書きませんでした。
しかしシーズン2でニーナがどんどん悪い方向に進んでいくので、さすがに気になってしまいました。
ニーナに関して気になったのが、情緒不安定さです。
アルコール依存に問題を抱えており、子供たちの秘密や夫の過去など一人だけ置いてけぼりのニーナですが、真実を追い求めるあまり感情の波が激しいキャラクターになってしまっているように感じます。
オメガ記号の話が出た際には、ボードに掴みかかって真実を聞き出そうとしていました。
真実を話しても記憶が消えてしまうので、いつまで経ってもその探求心が満たされることはありません。
ニーナはそのことについて知らないので物語に常に干渉してこようとします。
シーズン2まではニーナが【ロック&キー】のメイントピックといえる鍵の問題に関係することが無かったので、もう少しおとなしいキャラクターにしても良かったと思います。
しかし、シーズン2のラストでニーナに対して記憶の鍵を使おうとしている場面があったので、シーズン3からは物語により深く関係してくると思われます。
それでようやくニーナの抱えている謎が満たされ、情緒が安定すると嬉しいです(笑)
頭から出てきてようやく自由になったエリンですが、鎖の鍵を使いゲーブを捕まえようとして失敗し、命を落としてしまいました。
最後の「鍵の番人」としての責任感から行った行為でしたが、鎖の鍵を奪われ良い結果を残すことが出来ませんでした。
エリンは映画やドラマではよくある自分勝手な行動をしてしまうキャラクターになってしまいました。
こういった行動をして人気が出たキャラクターっているのでしょうか。
良かったキャラクターとして、ダンカンがいます!
シーズン2では記憶の鍵によってダンカンは記憶を取り戻しました。
シーズン1からダンカンはユーモアのある叔父さんとして描かれていたので作品の癒しとなるキャラクターでした。
記憶が戻ってからも優しさとユーモアを忘れずに、古くから鍵を知る人間としてタイラーに鍵の作り方を教えたりと師匠的な立場になりました。
そしてこれは作品自体に関する不満ではないのですが、ボードの演技力に関してです。
鍵にいち早く気づき、何かと優秀なボードですが演じているジェイソン・ロバート・スコットの演技力が時々気になります。
【IT】シリーズでは黄色のレインコートが特徴的なジョージーを演じていました。
比較的セリフの少ないジョージーではあまり気にならなかったのですが、ジェイソンが【ロック&キー】で活躍するたびに少しずつ気になってしまいました。
特にシーズン2でアビーと一緒にいる場面が多くなってからはアビーの微妙な演技力も相まってより違和感を感じます。
これに関してはシーズンを重ねるごとに成長していくと思うので、ジェイソンには頑張ってほしいです。(笑)
少しキャラクターに関する不満が長くなってしまいましたが、物語的にはシーズン1に比べよりファンタジー要素が強くなり、誰でも楽しめる作品でした。
しかし、ストーリーに関しては綿密に練られているとは言えませんでした。
【ロック&キー】シーズン2・考察
シーズン2では今後の展開を期待させる謎がいくつか登場しました!
それらについて紹介し、考察をお届けします。
幽霊になったサム
シーズン1で幽霊になったサムですが、シーズン2ではゲーブの体を乗っ取ろうとしたりキンジーに天使の鍵を教えてあげたりと密かに活躍していました。
しかし、それに気づく人はいませんでした。
ロック家を恐怖に陥れた張本人ですが、ドッヂに不信感を抱いてからは罪滅ぼしのために頑張ってきました。
それにより許されることは難しいと思いますが、その頑張りが少しでも認知されるといいですね(笑)
ギデオン将軍
今シーズンのラストでイーデンにより甦らされた男性がギデオン将軍です。
悪魔に取りつかれたギデオン将軍をみたイーデンは「まさか、あなただったのね。単なる悪党を呼び覚ますつもりがあなたが巣くってたのね」と言っています。
これはギデオン将軍に憑りついている悪魔について言っていると考えられます。
悪魔の世界に階級があるのか分かりませんが、恐らく有名な悪魔が憑りついている様です。
ギデオン将軍は恐らく一番最初に別世界へ通ずる扉を発見している人物です。
エリンがロック家にいた理由
これは今後も語られることは無いかもしれませんが気になったので。
エリンが言葉を発さなかったのは自分自身が頭の中に閉じ込められていたからでした。
エリンはロック家で頭の鍵を使っていた際、家政婦によって取られてしまいます。
では、なぜエリンはロック家にいたのでしょうか。
周りの家具がシーツで覆われている状況から、ロック家にはだれも住んでいないように感じます。
もしかしたら何も理由は無いかもしれません(笑)
そしてエリンが入院していた時ですが、頭の中に閉じ込められているのにも関わらずキンジーにドッヂの正体について伝えようとしていました。
しかし頭の中のエリンは長い年月が経過したことに気づいていませんでした。
もしかしたら、頭の鍵を使った状態でもある程度動き、考えることが出来るのかもしれません。
キンジーがイーデンに頭の鍵を使った際も寝言を言っていました。
さいごに
いかがだったでしょうか。
今回は【ロック&キー】シーズン2のネタバレ感想・考察をお届けしました。
最後までご覧いただきありがとうございました!